小林と増田


























「年末年始は飲み明かそう!」








『新年の抱負』

















年末年始は飲み明かしたい、小林のそんな一言で飲み会&鍋が行われた
といっても宇野はこなかったが(バイトといっていたが定かではない)
下戸の小林と二人で飲んでもなあと思っていたが
ちびちび飲んでいたおかげかすぐにダウンする事はなかった









そして年が明けた


















「明けましたね」
「だな、今年も宜しくお願いします」
「こちらこそお願いします」





一応形式ばかりの挨拶を交わす
やっぱ新年ですから





「よし、じゃあお参り行こう、御神籤引こう!」
「え、今から?」
「うん、今から」




そして新年そうそうお参りに行く事になったのである

























「増田は何お願いすんの?」
「え、何だろうな、進級できますように、とか?」
「そんなんでいいの?お前」
「お前はどうなんだよ」
「俺?俺はね、増田が俺を好きになってくれますように、かな」
「あっそ」
「あ、つれない」










んな事言われてもどうしろっての
しかし年が明けても変わんねえなこいつは



































「でも願い事って人に言うと叶わないらしいよ」
「まじすか」





































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