小林と増田















人生には必ず選択をしなければならない場面が出てくる



しかしどちらも選択できないような選択肢もままある






そういうときは一体どうしたらよいのだろうか














『くだらない二択』













「そっちを取ったら絶対後悔すると思うんだよ」
「じゃあ違う方にしたら?」
「でもさっきの方は今しかないかもしれないんだよ次はないかもなんだよ」
「じゃあそっちにしろよ」
「だから後悔するんだってば、無難にいきたいんだってば」
「だったら違う方にしろっていってんの」
「でも…」
「優柔不断なやつだな、いっその事両方やめちまえ」
「嫌だ!!それは無理!!」





「何の話?」

「小林ん家の近所の店にすごーく偶にしか売らないパンが売ってたんだとよ」
「それが欲しいんだけどそれ結構高くて、買っちゃうと今週いっぱいの食費が…」
「だから生活をとるか幻のパンをとるかで悩んでるんだと」
「うあーまじどうしよう!!」









こんな二者択一で悩んでいるうとは幸せなもんである


























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