「あつい、まじ溶ける」
「人間そんな簡単に溶けないから安心しろ」
『小林と増田:番外編』
気温が体温を超える日中
小林の家に遊びに来たのだがクーラーが無いのは耐えられない
という事で出かける事にした
しかし駅に行くまでが既にやばい、暑い、小林が溶ける言うのも分からなくは無い
そんな事は百も承知なのだ、皆暑いのだ、言われなくても分かっている
「あー、でも増田とだったら溶け合いたい」
「脳みそ溶けたか小林」
「人間はそんな簡単に溶けません」
「それ言った、今言った、俺が」
「だって増田と溶け合ったら何時でも一緒にいられるじゃん」
だって、って一体どこにかかっているんだそれは
「それは俺が困るから却下」
「何でお前が困るのよ」
主に終電に間に合わなかった時とか、とは流石に言えない
「あー、よく考えてみろ、溶け合っちゃったらお前俺にエロい事できねえぞ」
「え、していいの」
「よくねえよ、なんでそうなる」
「えー、溶け合わなかったらエロい事していいって事でしょ、それ」
「いや、そうはならないだろ」
出来る出来ないの問題であってしていいって事ではないからな
「うわー、俄然がっかりして溶けちゃうよ」
「もういっそ溶けてしまえ」
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ご想像にお任せします
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