「お前らって変だよなあ」 「へ？」 『増田と宇野』 今日は朝から講義があって ちょうど宇野と会ったんで話しをしていた、小林について そしたらこんな事いわれました 「何が変ですか？」 「何って付き合ってるわけじゃないんだろ？」 「当たり前じゃん」 なんで小林なんかと付き合わなきゃならんのだ しかもあいつは男だぞ！！ 「にしては仲いいし」 「普通だろ？」 「でも小林はお前の事好きなんだろ？」 でたよコレ 「そんなん冗談だろ？」 「そうかねえ？」 「そうだよ、本当だとしても好きかもしんないってだけだよ」 「告白とかされてないの？」 「ないよ、あるわけないじゃん」 「じゃあ、もし本気で告白されたらお前どうすんの」 「…わからない」 そう、問題はそれなんだ もし本当に、いつか言われたらどうしようか そう考えたら不安になる 俺にはどうすればいいかわからないから 「それさあわかんないって事はさあ」 「え…？」 「嫌いじゃないんだろ」 「そりゃ嫌いではないけど」 「…お前鈍いな」 「は？」 俺がこの言葉の意味を理解するのはもう少し後になる ---------- text